カッパ

夜9:00が、ゆうたんの就寝時間です。2年生になっても1人で寝るのが怖くて、毎日、添い寝状態。

 

部屋を暗くして、今日のお話をしていると、どこからともなく、「キュッ・・・キュッ・・・」と音がする。

 

年季の入った扇風機の首振りで音がでてるな~一度ばらしてメンテしなきゃな~と考えていると、ゆうたんが、

パパ~キュッって音するけど、何の音?

 

パパのSっ気発動!

 

河童の鳴き声だよ・・・ゆうたんのベッドの下にいるんじゃない?

なにそれ・・・怖い・・・

 

ベッドの下を見てごらん。

やだ・・こわいもん・・・電気つけてもいい?

うんいいよ。

いたら、出て行って!って言ってごらん

 

いないよ~だけど、声はするよ~

「出て行って!」

 

人はね、目に見えないものを怖がるのね。

しっかり見て、想像力を働かせてごらん。怖くないから!

ゆうたんと、お相撲したいんじゃない?

 

えっ?なんでお相撲するの?

河童さんて、キュウリあげると喜んで、高価な薬くれるんでしょ?

 

えっ?いまの時代の河童は薬屋さんなのか?・・・

パパの時代は、いたずら好きで、相撲好きで、尻子玉抜くっていう特性だったけど・・・

 

河童さんは、水の神様なんだよ。

 

えっ?水の神様は龍でしょ?

 

いろんな神様がいるんだよ。だから、怖くないんだよ。

ふ~ん。そうなんだ~

パパ、今度、あけぼのでキュウリ買ってきて~

河童さんにキュウリあげて、高価な薬もらいたいな~

 

高価な薬ってどんな薬。

 

なんかね~すっごく気持ちよくなる薬!

 

河童さんは、薬の売人か・・・・